2024.07.03 医療情報学科
医療情報学科の研究室紹介シリーズ第2弾
今回紹介するのは、髙橋真悟研究室です。
名前:髙橋真悟
現在の職位:講師
専門領域:生体医工学、応用健康科学
卒業研究のテーマ:手指運動を用いた新しい認知トレーニングの開発と検討、NIRSおよびfMRIによる課題遂行中の脳血流動態の計測、スマートウォッチを用いた生活の質改善に関する研究、etc
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教員の詳細
研究者情報データベース
https://research.takasaki-u.ac.jp/Main.php?action=profile&type=detail&tchCd=0000001535
researchmap
https://researchmap.jp/takahashi-shin
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【卒業研究の内容】
卒業研究では、非侵襲的に脳機能を計測できる装置を使った様々な研究を行っています。
非侵襲的に脳機能を計測する技術(近赤外分光法:NIRS)は、2000年より前から研究が進められており、現在では、非常に簡易的に脳の活動を計測することが可能となっています。私たちの研究室ではその装置を使用し、脳のトレーニングの効果を検証したり、高齢者の認知機能低下の予防に応用しています。
その他にも、スマートウォッチを用いて睡眠など生活の質を向上させる研究や、プログラミングによる簡易知能検査の自動化などに関する研究を行っています。卒業研究では、各学生が自主的に研究室にきて、実験?データ分析を行っています。また、年に2回の発表(卒業研究中間発表、本発表)と卒業論文執筆に向けて、日々研究成果をまとめています。
卒業研究では、新潟医療福祉大学との共同研究により、fMRIなども利用した研究テーマもあり、さらに、東京都にあるおもちゃ美術館と連携を取り、そこでの効果検証なども予定しています。引き続き、良い成果が上がるように、卒業研究に取り組んでいきます。
【研究室の活動について】
高橋真悟研究室では、“楽しさ“を重視して、活動を行っています。卒業研究を進めること以外にも、ボードゲームをすることもあり、さらに食事会(タコパ、ピザパなど)を開くこともあります。本年度は、男子1人、女子4人が配属されていますが、みんな仲良く、楽しそうに過ごしています。
そのほか、学術大会に参加することもあり、専門的な知識を学ぶ機会も作り、積極的に学生も参加しています。また、本年度は、高崎市長寿センターにて研究室による社会貢献活動を実施する予定です。
就職については、卒業生を呼び、就職相談会を実施したりと、積極的に就職支援も行っています。卒業後の進路としては、医療に関連した会社や病院に就職する学生が多くなっていますが、それ以外にもIT系の企業に就職する学生もおり、活躍しています。
これからもみんなが楽しく学べる研究室を目指していきます!!