2024.03.12 薬学科
春のオープンキャンパスを開催しました(3月)
球探足球比分6年3月9日(土)に春のオープンキャンパスが開催されました。本オープンキャンパスでは2部制が採用されました。これにあわせて、薬学科では7号館を会場とし学科説明および健大トークからなるプログラムを午前、午後の2回実施しました。さらに、薬学科独自の企画として、調剤体験、学科説明、研究室紹介ポスター?教科書展示、生薬サンプル展示、7号館の施設をめぐる学内ツアー、健大生とのフリートーク、模擬授業など多彩なプログラムを並行して実施しました。また、本オープンキャンパスでは、個別面談を随時受付、学生や保護者の方からの様々な相談を受け付けました。
午前は39組約80名弱、午後は10組20名弱の登録済み参加者に加え、他学科へ登録した方々も7号館を訪れました。学部長による学科説明を皮切りに、元気いっぱいの健大生による健大トーク、その後薬学科独自のプログラムとして行われた健大生とのフリートークは大いに盛り上がりました。教員そして学生の両面からの学業?学内活動の紹介は、今後本学を目指す高校生にはとても有意義で刺激的なイベントだったと思います。
今回のオープンキャンパスでは、これまで全体説明で実施していた入試案内を、誰もがいつでも参加できるように動画視聴形式で行いました。時間が空いた時に気軽に入試に関する情報を得ることができるため、会場から参加者が絶えることはありませんでした。調剤体験では軟膏の調製を体験してもらい、実際にプロの薬剤師が行うテクニックを目の当たりにした高校生は薬剤師の業務を肌で実感できたのでないかと察します。
昨夏のオープンキャンパスで再開した研究室紹介ポスター展示を全ての研究室(16研究室)へと拡大し、大学教員が実施している研究の一端に触れていただきました。また、本学科学生が6年間で実際に使用する教科書も展示しました。多くの高校生や保護者の方々が足を止めてポスターに見入り、机に座って教科書を手にしていました。学業や研究へ取り組む将来の自らの姿に想いを馳せていたことでしょう。
お昼休みを跨いで行われた学内ツアーでは30名以上の参加者を受付け、大盛況でした。館内の施設として、PC室、模擬薬局、図書館、実習室、そして研究スペースを見学することで、6年間の大学生活をより現実的に意識できたのではないかと思います。学科独自のプログラムの最後、午後に行われた模擬薬局では、中村卓郎教授に、患者からバイタル情報を収集しその疾患を推測する術を学ぶ症候学について、脈拍、呼吸数、血圧、酸素飽和度など具体的な情報を基に学生にわかりやすくお話していただきました。
個別面談では15組の相談を受け付け、高校生や保護者の方々から寄せられた健大薬学部に関する具体的な質問に対し、担当の先生方から詳しくかつご丁寧に回答いただきました。
運営上至らぬところもあり参加者の方々にはご不便をおかけした点もあったかと思います。しかし、天候にも恵まれ、多くの方々にご参加いただけ、無事に春のオープンキャンパスを終えることができました。本キャンパスまでご足労いただきました高校生と保護者の皆様方に厚く御礼申し上げます。また、本オープンキャンパスにご協力いただきました教職員の皆様、誠にありがとうございました。
本学科では今年の夏にもオープンキャンパスを開催する予定です。実際にキャンパスに訪れていただき、また質問をしていただくことによって大学生活のイメージが湧いてくると思います。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。