2024.06.06 薬学科
健大パートナーシップ?プログラムの第3回を行いました
2024年度の健大高崎高等学校と薬学部との高大連携事業(健大パートナーシップ?プログラム)の第3回を6月3日(月)に行いました。この事業は薬学を目指す高校生や理系学部に興味を持っている高校生に大学の施設、薬学では何を学ぶのかなどを紹介し、簡単な体験実習を通して薬学や薬剤師の仕事について知ってもらうことを目的として企画しています。
第3回は、臨床薬学教育センターの大林恭子 教授、青森達 教授、高橋恵美利 講師、髙橋雄太 講師の指導のもと「薬剤師の行うフィジカルアセスメント —実践編—」というテーマで行いました。まず、高血圧症の治療薬であるアダラートと便秘症の治療薬であるマグミットについて、それぞれの添付文書をもとに患者向けのおくすりの説明書を作成してもらいました。次に、作成したおくすりの説明書を使って、参加者同士で服薬指導の練習を行い、その後、参加者は、患者役の学生スタッフを相手に服薬指導のロールプレイを行い、患者役の学生スタッフからの質問に対しても添付文書情報を確認して適切に回答することができました。その他、処方箋の見方、医薬品の副作用や飲み合わせ、医薬品の剤形による工夫などについて学んでもらいました。
この企画は健大高崎高等学校と継続して行われている連携事業ですが、薬学部では近隣の高等学校ともこのような連携事業を実施していきたいと考えています。興味をお持ちでしたら、どうぞお気軽にご連絡ください。