2024.06.07 薬学科
健大パートナーシップ?プログラムの第4回を行いました
2024 年度の健大高崎高等学校と薬学部との高大連携事業(健大パートナーシップ?プログラム)の第 4 回を 6 月 5 日(水)に行いました。この事業は薬学を目指す高校生や理系学部に興味を持っている高校生に大学の施設、薬学では何を学ぶのかなどを紹介し、簡単な体験実習を通して薬学や薬剤師の仕事について知ってもらうことを目的として企画しています。
第 4 回は、臨床薬学教育センターの大林恭子 教授、青森達 教授、高橋恵美利 講師、髙橋雄太 講師の指導のもと「薬剤師の行うフィジカルアセスメント -症例検討編-」というテーマで行いました。まず、第 3 回の時に学習した高血圧症の治療薬であるアダラートと便秘症の治療薬であるマグミットについて、これらの薬を服用中の患者さんに確認すべき情報について考えてもらいました。次に、実際に高機能患者シミュレータを使ってフィジカルアセスメントを体験してもらい、血圧や腸音、足のむくみなどを確認してもらいました。その結果から薬が効いているかどうか、副作用が発現しているかなどを評価し、処方薬に関して、薬剤師が医師に提案する内容について各グループで議論してもらい、最後にその結果を発表してもらいました。
第3回と第4回の薬剤師体験実習では、本学の薬学部生が参加者のサポートをしました。参加者は、実習後に実習をサポートしてくれた薬学部生に対して、大学や薬学部に関して質問するなどの様子が見られました。今回の企画が参加者の今後の進路選択の一助となれば幸いです。
この企画は健大高崎高等学校と継続して行われている連携事業ですが、薬学部では近隣の高等学校ともこのような連携事業を実施していきたいと考えています。興味をお持ちでしたら、どうぞお気軽にご連絡ください。