2022.06.03 看護学科
【国際交流】ダナン医薬技術大学とオンライン国際看護交流を行いました
2022年5月7日(土)、日本国際看護学会(JSIN)、ダナン医薬技術大学、本学がオンラインで交流しました。 参加者は日本国際看護学会(JSIN)理事長と会員、ダナン医薬技術大学看護学部長、4年生の看護学生(日本語がコースの学生含む)、本校看護学科4年生、看護学科国際交流委員が参加しました。
プログラムは、①大学紹介、②COVID-19の感染状況と感染対策、ワクチン接種率等、③COVID-19感染拡大の中、看護教育において、演習や臨地実習ができない状況での学内実習や代替実習の工夫、④臨地実習におけるCOVID-19への対応、取り組みととても充実した内容でした。
オンラインでの学習計画と実施、分散登校での学内実習については、日本、ベトナムで共通していました。日本にはない工夫として、感染症患者の病棟でのボランティア経験を学習内容として認めるという点でした。日本では指定規則上、また学生の安全確保の観点から、実施は難しい工夫です。しかし、患者の状況を自分の身体を通して理解し看護を考えることに価値を置き、教育計画を立案、実施していると理解し共感できました。
病院側の実習受け入れ態勢についての状況や努力についての発表があり、両国において実習指導者が不足していること、それに対して看護部全体で対応し、実習できるよう人的環境の整備に努めていることは共通していました。日ごろ実習を受けて頂いている立場からは見えなかった病院側の努力について理解でき、あらためて学習の場を提供し整備して頂いていることに感謝しました。
看護学科国際交流委員会