2024.01.12 看護学科
看護学科 2 年生を対象に術後観察演習と BLS(一次救命処置)演習を行いました
術後観察演習では、【術後合併症の観察】と【早期離床援助】を行いました。【術後合併症の観察】では、手術後に起こりうる合併症である無気肺とイレウス(腸閉塞)の観察方法について学びました。【早期離床援助】では、手術後 1 日目の患者を想定し、安全に注意しながら援助する方法について学びました。学生達から「患者の負担とならないよう、必要な観察を手際良く行うことが大切である」「離床の必要性をわかりやすい言葉で説明することが大切である」などの学びが寄せられました。これらの学びを、3 年次の急性期?回復期実習での看護実践に活かしてくれることを期待しています。
次に BLS 演習では 3~4人で 1 つのグループとなり、バイスタンダー(傷病者が発生したときにその場に居合わせた人)となって救急車が到着するまでの時間を想定し、胸骨圧迫と AED の装着を実施しました。実技終了後、学生達から「その場に居合わせた人達で CPR(心肺蘇生)を実施するには、声を掛け合いながら協力することが大切である」などの意見がありました。この演習を通して学んだ知識と技術が、今後、傷病者の救命率の向上につながることを期待しています。
成人看護学Ⅰ