8月24日（土）から17日間の日程で、学生11名がオーストラリアのシドニーで研修を行いました。ホームステイをしながら、平日の午前中はシドニー大学 Center for English Teachingで英語を学び、午後は、事前に準備したプロジェクトの実施、プログラムの一環である高齢者施設訪問、シドニー大学で日本語を学ぶ学生たちとの交流の機会もありました。
　プロジェクトでは、「オーストラリア社会のデジタル化」、「文化とレクリエーション」、「市場と消費者の習慣」の３つのグループに分かれ、学生や店員へのインタビュー、公共施設での観察や資料集めにも励みました。例えば、オーストラリアでは「myGov ID」という個人IDシステムが運用されてきており、政府のサービスや情報へアクセスができます。納税申告、医療サービス、子供のサポートなどの様々な政府サービスをオンラインで利用可能だということが分かりました。
週末には、Urban Challengesというプログラムで、学生たちは2つのグループに分かれ、ダンススタジオでダンス対決をしたり、見知らぬ人に花を受け取ってもらったりするなど、さまざまなタスクに挑戦して競い合いました。
　その他、バスを乗り間違えてしまったときや、お店で商品について尋ねたときなど、現地の方がフレンドリーに声をかけてくれたり、助けてくれたりと、人々の優しさに触れたことが多くの学生の心に残る体験となったようです。
１７日間の研修を経て得た学びが、それぞれの学生生活に大いにプラスとなることを期待しています。