球探足球比分薬学専攻では、高度な専門性をもちつつ現在そして未来の薬剤師業務と医療に対する総合的な視野を持ち、後継薬剤師育成およびチーム医療の推進において指導的立場に立てるスペシャリストの育成を目指しています。
専攻長:松岡功 教授(薬効解析学 / 薬学博士)
専攻 | 課程 | 学位 |
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薬学 | 博士課程 | 博士(薬学) |
担当教員と教育研究分野
教育研究分野 | 担当教員 | 主な研究内容 |
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分子製剤学 | 寺田勝英 教授 (研究科長) |
製品品質特性を制御する要因の解析と制御に関する研究 |
薬効解析学 | 松岡 功 教授 (専攻長) 伊藤政明 准教授 |
プリン作動性シグナルを標的とした創薬に関する研究 炎症応答の分子機構解明と創薬への応用 |
臨床薬学 | 大林恭子 教授 | 薬効に個人差を与える因子に関する研究 |
医薬品情報学 | 岡田裕子 教授 | 妊娠及び授乳中における医薬品使用の安全性の評価 |
地域医療薬学 | 土井信幸 教授 | 地域医療における薬学的介入に関する研究 |
医療薬学 | 青森 達 教授 | 薬物治療および薬学的管理を最適化するための臨床研究 |
エピゲノム学 | 常岡 誠 教授 | エピゲノム創薬を目指した転写調節機構の解明 |
生体機能分子輸送学 | 中西猛夫 教授 | 薬物や生体分子の体内動態調節機構の解明とDDSへの応用展開 |
分子薬物治療学 | 中道範隆 教授 | 精神?神経疾患の病態解明と薬物療法の最適化 |
衛生化学 | 平野和也 教授 | 感染症に対する生体防御のメカニズムの解明 |
分子神経科学 | 福地守 教授 | 神経系遺伝子発現制御機構の解明および創薬への応用 |
分子薬化学 | 峯野知子 教授 | 有機化学を基盤とした生物活性化合物の研究 |
分子設計学 | 山際教之 教授 | 医薬品開発を支援する機能性有機分子の研究 |
病態生理学 | 吉田 真 教授 本間成佳 准教授 |
循環器系病態生理学的知見に基づく新規薬物療法の研究 生理活性物質の細胞内情報伝達機構の解析 |
細胞生物化学 | 今井 純 准教授 | がん細胞の抗原提示機序を利用した特異的薬物療法の研究 |
教育方針
ディプロマポリシー(DP)
博士課程
球探足球比分に4年以上在学し研究指導を受け、所定の授業科目を30単位以上修得し、博士論文の審査及び最終試験に合格すること、かつ、以下の能力を身につけていることが学位授与の要件である。
- 臨床現場の薬剤師および科学者としての両方の目を持ち、あるいは医療に高い関心を持つ研究者として優れた研究能力と高い問題解決能力を身につけている。
- 薬剤師業務と医療に対する総合的な視野を持ち、後継薬剤師育成およびチーム医療の推進において指導的な役割を担うための適切な教育能力、全体像を総括的に把握できる能力を身につけている。
【学位論文審査基準】
博士学位論文は、新たな学術内容を含む薬学領域の自著の論文とする。論文は、独立した研究者として研究を遂行できる能力を証明するものであり、その主要部分が、論文提出者の単著の、または論文提出者を筆頭著者とする原著論文として、学位審査申請時までに査読制度のある学術雑誌に掲載されている、または掲載が決定されていなければならない。博士論文の評価は以下の項目について行う。
(1)独創性?学術的価値
十分な新規性と独創性を持ち、専攻分野の研究の進展に寄与するものであること。
(2)課題設定の適切性
専攻分野の研究の現状と先行研究を踏まえ、研究の背景、位置づけ、目的などが適切に述べられていること。
(3)研究方法の妥当性
研究方法、調査?実験方法が妥当なものであり、その内容が具体的に示されていること。
(4)内容の適切性
論文を構成する本文、図、表、引用、文献リストが十分かつ適切に整備されていること。
(5)論旨の一貫性
問題提起から結論に至るまでの記述が明確で、首尾一貫した論理性を持つこと。
(6)倫理性
学術研究が従うべき規範が守られていること。
カリキュラム?ポリシー(CP)
博士課程
球探足球比分としては、臨床現場の薬剤師と科学者としての2つの着眼点を持ち優れた研究能力と高い問題解決能力を持つ薬剤師、ならびに次世代の薬剤師を育てられる人材という特徴を併せ持つ専門的職業人としての薬剤師を育成するために次に挙げる体系的な教育課程を実施する。以下、その基本的な考え方を示す。
- 臨床現場におけるニーズを適格に捉える能力を養成する「臨床薬学実習」、薬学研究の方法論や発展的医療統計法などの実例から科学的思考過程や実験?解析手段を学ぶ「応用研究実習」、多様な先端の薬学研究を知り、広い視野を持ち次世代を開拓する気概を育成し、関連する薬学?医療分野の基礎的素養を養成する「薬学セミナー」からなる共通科目を設置する。
- 専門分野の知識を深めるとともに、そこで取り上げられる分野特有の問題点や解決方法を学ぶ専門科目を設置し、学修の実践力を高めるために、ディスカッションを授業に取り入れる。
- 学位論文作成のための研究を行い、課題に応じて発生する様々なニーズ?問題発見に対して科学的思考による問題解決を応用実践して行く能力を育成する特別科目を設置する。
- 教育課程の時系列にそって共通科目、専門科目、特別研究へと移行し、理論面から実践面へ、さらには多様な応用面へと進展させる系統的な構成で各科目を設置する。
自己評価
「薬学系人材養成のあり方に関する検討会」による「新制度の『大学院4年制博士課程』における研究?教育などの状況に関する自己点検?評価の提言」に基づき、大学院球探足球比分薬学専攻博士課程の自己点検?評価を行ったので、その結果を以下のとおり公表します。
平成29年度 大学院4年制博士課程における自己点検?評価
平成26年度 大学院4年制博士課程における〈中間〉自己点検?評価
平成24年度 大学院4年制博士課程における自己点検?評価
入試概要
名称 | 修業年限 | 入学定員 | 学位 |
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薬学専攻 | 4年 | 3名 | 博士(薬学) |
アドミッション?ポリシー(AP)
薬学専攻博士課程
球探足球比分薬学専攻では、臨床現場の薬剤師と科学者という2つの着眼点を持ち優れた研究能力を身につけて高い問題解決能力を持つ薬剤師、あるいは医療に高い関心を持つ研究者としてチーム医療のメンバーとして時にはリーダーとして医療体制を提案でき後継薬剤師は元より他のコメディカル専門職の未来のあるべき姿を考えられる医療人、の両方の特徴を併せ持つ人材の養成に取り組みます。
従って、本専攻では、薬学領域に関する研究者、薬剤師の指導者あるいは高度専門職を目指す意欲と能力のある学生の入学を期待します。