がん専門薬剤師として
外来化学療法領域で質の高い医療に貢献
がん専門薬剤師として
外来化学療法領域で
質の高い医療に貢献
埼玉医科大学国際医療センター
薬剤部 / 薬剤師
小谷野 大地(2013年3月卒業)
現代社会においてがんになる患者さんは増えてきており、がんは日本の死因でも第1位の疾患です。私は、「がん専門薬剤師」「外来がん治療専門薬剤師」として、がん患者の方が外来通院しながら抗がん剤治療を行う「外来化学療法室」で主に3つの業務に従事しています。1つ目は抗がん剤調製業務。薬剤師や看護師への抗がん剤曝露を防ぐため防護具を装着し、安全キャビネットやアイソレーター、さらに日本に数台しかない抗がん剤自動調製マシン「APOTECA」を使って業務を行い、安全に患者さんへ正確な抗がん剤を提供しています。2つ目は血液検査値や抗がん剤投与量の監査業務。細かな検査数値の変化を見出して薬剤師の視点から医師に進言し、薬剤投与量を変更するケースもあります。3つ目は服薬指導業務。当院は「薬剤師外来」と呼ばれる専門外来を有しており、医師からのオーダーに伴い患者さんに専用の個室で副作用の確認や服薬指導などを行っています。外来化学療法を受ける患者さんが増えた今日、薬剤師の業務はかなり拡大し、専門性を求められていると実感していますが、それに対応できる薬剤師はまだまだ足りてい。高崎健康福祉大学から社会に出る皆さんには、ぜひ自分の強み?専門性を持ち、医療分野で力を発揮してもらいたいと思います。
学び続ける姿勢を忘れずに
コロナ禍から市民を守る
高崎市保健所
高崎市 保健医療部
江上 茜(2016年3月卒業)
新設された球探足球比分ワクチン接種対策室で、ワクチンの管理や在庫調整を行っています。コロナ禍において一刻も早いワクチン接種が望まれる一方、ワクチンの安全使用のため、情報収集や管理方法を学ぶところからスタートしました。苦労する場面もありましたが、大学で培った最後まで諦めずに取り組む強い気持ちが大きな支えになりました。これからも公衆衛生に関わるジェネラリストとして、市民の皆様を支えていきます。
困った時に気軽に相談できる
親しみのある薬剤師を目指して
株式会社クスリのマルエ
マルエ薬局?調剤事業部薬剤師
松井 桃花(2022年3月卒業)
調剤薬局は患者さんと身近な距離で、継続的にサポートができる点が魅力です。健康面の悩みについて相談を受けたり、薬の効果や飲み方だけでなく、世間話を交えながら少しでも明るい気持ちになって帰ってもらえるとうれしいです。いまの目標は“かかりつけ薬剤師”になること。専門知識とコミュニケーション力を磨いて、「この人に相談したい」と思ってもらえるような信頼関係を築いていきたいです。