総合福祉研究所の設置目的
急速に進展する少子高齢化への対応や障害者の社会参加促進など、保健と福祉の課題は急激に拡大しており、それらに対する国際的および国内的な政策?施策の方向が激変しつつあります。そのような情勢のなかで、大学には、より良い福祉を目指して、地域に密着しつつも世界に目を開き、社会福祉と保健等関連領域とを連携させて、総合的な調査研究を行うための体制を整えることが求められています。さらにその営みの中で、研究者とともに社会的実践を担う人材を育成しながら、調査研究の成果を内外に発信し、地域社会に貢献することが求められています。しかしながら、既存の大学の学部?学科の枠組みのなかでは、これらのことを達成するのは困難なことです。そこで本学では、特に大学附属研究所として、「高崎健康福祉大学総合福祉研究所 (Institute for Public Welfare, Takasaki University of Health and Welfare) 」を創設し、福祉関連領域の学内外の研究者が共同して行う研究を支援していくことといたしました。
活動内容
調査?研究支援
本学の学内研究者が共同で行う調査?研究の支援
本学の研究者と他大学?研究機関?行政?施設等の研究者?職員等との共同研究支援
情報の収集?発信
調査?研究情報の収集と発信
研究所紀要の発行
社会貢献活動
一般市民?専門職向け講座,講演,シンポジウム等の開催
施設?行政等で行う調査?研究活動の技術的支援
研究所では、年2回、研究所紀要「健康福祉研究」を発行しています。投稿原稿の筆頭著者は、原則として本学の教員となっておりますが、編集委員会が認めた場合は学外の方の投稿も可能です。
紀要に関する規程は下記をご参照ください。