実践力を高める段階的実習システム
◆本学科では、まず1年次後期に5日間の「教育基礎実習」をします。実際に教育の場に出向く経験を通じて学びへの意欲が一層高まります。その後、希望する取得免許?資格ごとに様々な長期間の実習に挑み、実践力をさらに高めます。
◆実習に行く前には実習の内容や方法について詳しく学び、様々な準備をするとともに、実習生としての心構えを確かなものにします(事前指導)。そして、実習終了後は振り返りを通じて自分の課題を明確にします(事後指導)。
主な授業紹介
◆本学科では、豊かな教養や感性、国際性を養うことのできる教養科目や、保育?教育に関する専門的な知識や技能を幅広く身につけることのできる専門科目など、保育者?教育者としての将来の可能性を大きく広げる多彩な授業が用意されています。
「算数の問題が解ける」からといって、「算数科の指導ができる」わけではありません。教材について深く理解することや、具体的な指導方法を考えることを通して、授業者としての基礎を養います。
学習指導要領に沿って、どのような教材を用いれば、生徒が効率的かつ興味をもちながら英語を学べるかを考えます。そのため授業では、中学校で用いられる教科書を中心に、デジタル教材、オンライン教材などへの理解を深め、その活用方法を模擬授業形式で学びます。また、小学校外国語活動?外国語(英語)の教材も授業で取り上げます。
運動面や知的な面の障害などが複雑に絡み、多様な状態を示す重複障害児について、疑似体験や事例を通じて理解を深め、具体的な指導方法について学びます。
就学前?就学後の教育制度や特別支援教育の制度をそれぞれ学ぶことによって、乳幼児期から児童期への教育を連続的に学ぶことができる授業です。現代の子どもの育ちに対して問題意識を持ち、主体的に学ぶ姿勢が求められます。
乳幼児の言葉の発達を学びます。絵本等の児童文化財について理解を深め、エプロンシアターなどの保育教材の制作や実演も行います。
大学での学修の集大成として、それぞれの学生の興味?関心に基づいて研究テーマを設定し、所属するゼミの先生からの指導を受けながら、自分の力で卒業論文を書き上げます。