ささいなことでもほめる。
子どもたちの前向きな気持ちを引き出したい
ささいなことでもほめる。
子どもたちの前向きな
気持ちを引き出したい
本庄市立本庄南小学校
教諭
松田 光平(2016年3月卒業)
昨年度までは担任をもっていましたが、今年度は外国語の授業を中心にいろいろな学年を教えており、その他に生徒指導主任も担当しています。日頃、子どもたちを指導していく中で大切にしているのは、「ささいなことでもほめる」ということ。日頃から意識して皆をほめるようにしていて、もちろん叱らなければならないこともありますが、そんな時はなおさら翌日には必ずその子をほめてあげるよう心がけています。たとえば「いつもより字がきれいだね」でも「ちゃんとノート取れてるね!」でもなんでも。プラスな声がけをしてあげることで、子どもはうれしく感じますし、前向きな気持ちを育んであげられるのです。十人十色の感性や性格の子どもたちの、一人ひとりにあった接し方を心がけなければならないことは非常に難しく感じます。幼いころに憧れた先生も裏ではきっとこんな苦労をしていたのかと思うと、今になって感謝の気持ちが強くなるほどです。今は担任をもっていないからこそ、全校の児童にわけへだてなく声をかけるように努力しています。そうして日々コミュニケーションを重ねることで、子どもたちの「できた!」を身近に感じられますし、子どもたちの笑顔と成長はいつも仕事へのモチベーションになっています。
大学で学んだ社会人基礎力が
保育現場で活きています
学校法人富士学園
富士こども園
認定こども園職員
福島 理紗子(2017年3月卒業)
在学中には先生方が時間を惜しまずに、丁寧に指導してくれたことをよく覚えています。実習前には日誌や指導案を見てもらうだけでなく、感謝の気持ちや意欲的に行動する姿勢など、実習先での心掛けについて細かくアドバイスをいただきました。また保育の専門知識だけでなく、社会人としての考え方や行動を学べたことも、職場での人間関係や保護者との信頼を築く上で、とても役立っています。
生徒の「得意」や「好き」を
一緒に見つけていけるように
群馬県立
太田特別支援学校
特別支援学校教諭
表 美衣(2016年3月卒業)
特別支援学校で肢体不自由の生徒の担任をしています。一人ひとりに合わせた教育には、子どもの多様な実態を理解することが重要。大学の講義やゼミの討論で得た知識、ボランティアなどの経験を活かして、授業づくりや教材研究に取り組んでいます。なかでも意識しているのは、生徒たちの反応や行動をじっくりと待つこと。一人ひとりと向き合い、生徒のやりたいことに気がつける教員を目指していきます。