多彩な実験?演習?実習
生体情報学1号館6階にある生体情報実験室にある生体計測機器や電子機器などを使用して、機器の原理や仕組みを理解するための実験を行います。心電や脳波、脈派、眼球運動などを計測?解析したり、超音波診断装置や超音波骨密度計、サーモグラフィなどを実際に操作し、理解を深めます。
病院実習は、診療情報管理に関する専門知識と技術を深めるため、これまでに学習してきた臨床医学各論、診療情報管理学、医療情報学、分類法演習などの専門知識と技術を基に、病院の診療情報管理業務を実地体験することで、その学問の活用を学習し体得するだけでなく、病院業務を理解した人格?見識を備えた医療人を育成するための基礎作りをします。
インターンシップは、社会体験を通じて自らの将来について考える貴重な機会です。プレ就職活動の位置づけであり、各自が主体的に企業に志望動機などを提示し、選考を経て県内有力企業?組織にて実習します。企業人が真摯に職業に取り組む姿についてレポートし、自らの職業選択についてデザインできるようにします。
主な授業紹介
臨床医学総論
診療情報管理士は、医学的な知識が必要となります。そこで病気の主な原因や、その際に起こる人体の組織?機関の変化について理解します。また、病気の診断と治療がどのように行われるか、病気の診断と治療の過程で行われる多種類の検査の持つ意義について学びます。医学的な理解は、診療情報管理士が医療の質の向上と病院経営への貢献において絶対的に必要な知識となっています。
医療事務論
病院を受診した時に、患者が窓口で支払う窓口負担金や保険証を発行している保険者へ請求するための計算を行うのが、診療報酬請求事務となります。この診療報酬請求事務については、診療報酬点数表と診療報酬請求明細書について理解しないと請求ができません。講義では、診療報酬点数表と診療報酬請求明細書の仕組みや構造について学びます。
医療管理総論
日本の医療の方向性を決める医療政策、社会的に起こっている医療に関する事象、病院経営における必要な知識について学びます。病院経営は、日々変化しているため最先端の医療管理について学べる講義となっています。
医療統計学?演習
病院データは電子カルテの普及から項目?量ともに爆増しています。そのデータ解析から病院経営や健康情報に有用な知見を得ることは非常に重要です。本学ではこの統計学を重要視しており、統計の基礎から演習まで時間をかけて学びます。
情報セキュリティ
Socity5.0によって、社会にネットワークは欠かせなくなります。そのため、高いセキュリティ教育を教養授業でおこないます。授業内でも安全確保支援士や情報セキュリティマネジメント等の国家資格対策も行います。
プログラミング
入学時より全員がC言語を用いた基本的なプログラミング技法を学び、その後JavaScript、PHP、JAVA、C#、Pythonなどを学びます。特別ゼミではプログラミングコンテストに参加しているものもあります。